@朝5時、日の出とともに漁は行われます。
A時間制限があるので、合図が全船一斉に出航。
Bこれが『はまぐり』と『あさり』を獲る道具。一隻に左右2つあります。針が下になる様に海に沈め、海底の砂の中に潜っているはまぐちを船でゆっくり引っ張り、掘り起こします。
C5分程引っ張り、自ら上げて中に入った砂を切り、再び水の中に沈めて、5分程引っ張ります。2,3度この作業を繰り返し、自ら引き上げます。
Dさぁ、『はまぐり』は獲れているのでしょうか?
Eいろんな種類の貝で網の中は、いっぱいです。
F選別作業。この網目より小さいはまぐちの稚貝と貝殻のゴミを振り落とします。残った貝の中から『あさり』『はまぐり』を分けます。獲れた貝の山から獲れる『はまぐり』は、なんと1%も満たないくらい。
G約3,4時間の漁で獲れた『はまぐり』は、約10kg程度。さらに、これからサイズ別に分けます。これだけの重労働で、『はまぐり』はわずかしか獲れないのです。『幻の桑名産』とされる理由は、本場の旨さと漁獲量にあるのです。
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